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業務用エアコンから嫌な臭いがする!その原因と対策法、予防策を解説

業務用エアコンが臭いのでメンテナンスを依頼する様子

 

業務用エアコンは、通常のエアコンに比べて汚れやすいため、メンテナンスに注意が必要です。業務を行う空間を清潔で気持ち良い状態に保つためにも、エアコンの取り扱いをよく知っておく必要があります。そこで本記事では、臭いの原因や対処方法について詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

業務用エアコンが臭う原因

まずは、業務用エアコンが臭う原因を解説します。

カビ

業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも多くの風を吸い込んでいるため、フィルターにチリやほこりが溜まりやすい傾向にあります。内部で発生した水分とチリやほこりが一緒になると、カビが発生し、嫌な臭いの原因になります。

タバコや飲食物

とくに、喫煙できる場所や、飲食店などに設置されている業務用エアコンの場合、タバコや飲食物の臭いがフィルターに染み付いている可能性もあります。一度エアコン内に取り込まれた空気は、再度フィルターを通して外に排出されるため、嫌な臭いを空間に広げる原因になります。

不具合を起こしている室外機

業務用エアコンの室内機は、室外機と直結しています。そのため、室外機に不具合が生じたり、カビ・サビが生えたりしていると、その臭いが室内に広がってしまいます。また、室外機だけでなく、ドレンホースやダクトなども嫌な臭いの原因になることがあります。

業務用エアコンの嫌な臭いを取り除く方法

ここでは、業務用エアコンの嫌な臭いを取り除く方法を解説します。

フィルターと外装を掃除する

業務用エアコンは、フィルターと外装のみ自分でお手入れが可能な場合があります。まずは、説明書に目を通しながら、フィルターを正しく取り出して、掃除機で汚れを取り除きます。また、ブラシを使いながら水洗いを行い、十分にフィルターを乾燥させて再度取り付けてください。外装は、プラスチックの部分を水拭きし、その後乾いた布で乾拭きを行ってください。

業者に依頼する

業務用エアコンは、室内用のエアコンに比べて内部構造が大変複雑で、点検義務も設けられています。そのため、フィルターを掃除しても嫌な臭いが解消されない場合や、カビや黒ずみがみられる場合には、できるだけ早い段階で業者に点検・クリーニングを依頼しましょう。

業務用エアコンの嫌な臭いを防ぐ方法

ここでは、嫌な臭いを未然に防ぐためのポイントを解説します。

空気清浄機も利用する

業務用エアコンに、嫌な臭いが付着するのを防ぐためには、空気清浄機も同時に併用するのがおすすめです。タバコの臭いや、食事の臭いなどを取り除くことで、エアコンに臭いや付きにくくなります。

換気を行う

換気をこまめに行うのも大切です。嫌な臭いを溜め込まないというだけでなく、空気を循環させることで内部に結露が発生しにくくなるというメリットあります。結露は、カビの原因にもなるため、数時間に一度は窓を開けて換気を行うようにしましょう。

業務用エアコンのメンテナンス頻度

業務用エアコンのフィルター掃除は2ヶ月に1回を目安におこないましょう。ホコリやカビを定期的に取り除くことで、嫌な臭いが発生しにくくなります。

 

業者に依頼して行うクリーニング頻度の目安は2〜3年に1回です。しかし、これは一般的なオフィスの場合であって、飲食店や喫煙ルームが設けられている場所、汚れた空気が循環しやすい工場などの場合には、少なくとも1年に1回のメンテナンスが推奨されます。また、人の出入りが多い場所もほこりが舞いやすく内部が汚れやすいため、こまめにメンテナンスを依頼してください。

定期的なメンテナンスで業務用エアコンの臭いを取り除こう!

本記事では、業務用エアコンに発生する嫌な臭いの原因と対処法について解説しました。業務用エアコンの嫌な臭いや、カビや食事、タバコの臭いが原因で発生します。まずは、目視で異常がないか確認した上で、内部フィルターのお手入れを行ってください。臭いが解消されない場合には、エアコンの内部クリーニングを行いましょう。

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