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ペットの毛のせいでエアコンがダメになる?!その理由と対策法を解説

エアコンに影響を与える可能性のある長い毛を持つペット

 

猫や犬などのペットを飼っていると、エアコン内部の毛詰まりや、嫌な臭いが発生することがあります。これらはエアコンの故障やストレスの原因になるため、注意が必要です。そこで本記事では、ペットがいる家庭でエアコンを清潔に保つためのポイントや、エアコンを利用する時のポイントについて解説します。

この記事を読むための時間:3分

ペットの毛がエアコンに与える悪影響

ペットの毛とエアコンには、あまり関係がないように感じられますが、実はエアコンに悪影響を及ぼしている可能性があります。

ペットの毛がフィルターに詰まる

エアコンの冷暖房機能は、室内の空気を取り込み、内部で冷やしたり温めたりして再度室内に空気を戻すという仕組みです。その際、吸い込んだ空気をフィルターに通すため、部屋に浮遊しているペットの毛がフィルターに詰まってしまうことがあります。

 

目詰まりを起こしてしまうと、空気を効率よく取り込めなくなり、効きが悪くなったり、電気代が高くなったりします。また、フィルターに付着した毛によって、部屋中に獣臭が広がってしまう可能性もあるでしょう。

ペットの毛が熱交換器に張り付く

熱交換器とは、空気を温めたり冷たくしたりする重要な部品です。ペットの毛が熱交換器に張り付くと、エアコンの効きが悪化してしまいます。また、毛が熱交換器に張り付くと、内部で発生した結露が乾きにくくなり、カビの原因にもなります。

ペットがいる家庭の対策法

ペットがいる家庭は、ペットの毛がエアコンに与える悪影響を理解した上で、適切な対応が必要です。

定期的に掃除を行う

ペットがいる家庭では、エアコンのフィルター掃除をより頻繁に行うのがおすすめです。まずは、掃除機でペットの毛やほこりをとり除き、ブラシを使って水洗いを行ってください。ペットの臭いが気になる方は、中性洗剤を薄めた液体で洗い流すのがおすすめです。水分が残ったままにしていると、ペットの毛がさらに付着しやすくなってしまうため、必ず完全に乾かしてください。

業者にクリーニングを依頼する

熱交換器にペットの毛が張り付いている場合や、内部の洗浄が必要な場合には、業者にクリーニングを依頼する必要があります。とくに熱交換器は薄いアルミでできているため、少しの力が加わっただけで変形するリスクがあります。また、そのほかの部品に市販の洗浄剤や水がかかると故障する可能性があるので、自身で掃除しないようにしましょう。

ペットの住環境とエアコン

ここでは、ペットが快適に過ごすためのエアコンの使用方法を解説します。

ペットにとって快適な温度とは?

ペットにとって快適な室温をきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。もちろん、品種によって適切な温度は少しずつ違いますが、基本的には夏場であれば25℃から28℃程度、冬であれば20℃から23℃程度が目安となります。また、湿度も気にしておく必要があります。梅雨の時期には除湿運転を行い、ペットが過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

ペットの毛を一箇所に集める方法

ペットの毛を一箇所に集めるためには、エアコンを設置している反対側の壁に空気清浄機を置くのがおすすめです。部屋の全体に空気の流れが生まれるため、床に散らばった毛を効率よく一箇所に集められるでしょう。

エアコンからペットの毛を取り除くためのメンテナンスが重要

本記事では、ペットの毛がエアコンに与える悪影響や、メンテナンス方法について詳しく解説しました。ペットの毛がエアコンのフィルターや熱交換器にたまると、運転効率が悪くなったり、獣臭を部屋全体に広げたりする原因になってしまいます。こまめなフィルター掃除と、定期的なクリーニングサービスで、エアコン内部を清潔に保ちましょう。

 

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