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エアコンのフィルターは水洗いOK?やり方と注意点を詳しく解説

エアコンのフィルターを掃除しようとしている人

 

エアコンのフィルターが汚れていると、運転効率が悪くなるだけでなく、カビなどが原因の健康被害を引き起こす可能性もあります。とはいえ、エアコンのフィルターは水洗いしてよいのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、エアコンのフィルターを水洗いするメリットや方法について詳しく解説します。

この記事を読むための時間:3分

エアコンのフィルターは水洗いOK?

そもそもエアコンのフィルターが水洗いできるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、エアコンのフィルターは、水洗いすることが推奨されています。内部を清潔に保つためにも、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。

エアコンのフィルターを水洗いするメリット

エアコンのフィルターを水洗いするメリットとしては、以下の4つがあげられます。

電気代を抑えられる

エアコンメーカーのダイキンによると、フィルターの水洗いやお手入れを行うことで、1年間お手入れをしなかった場合と比べて、約25%もの電気代を節約できるという検証結果が発表されています。フィルターを水洗いしてきれいに保つことで、エアコンの運転効率を高め、電気代を抑えることにつながります。

水漏れのリスクを減らせる

フィルターが目詰まりすると、エアコンの効きが悪くなります。夏場だと設定温度を必要以上に下げることになり、その結果エアコン内に結露が多く発生します。結露水が溜まると水漏れにつながるリスクが高まるでしょう。定期的にフィルターを水洗いすることで、エアコンを適正温度に保てるようになり、水漏れのリスクを減らすことにつながります。

健康リスクを減らせる

エアコン内は湿度が高く、カビが発生しやすい環境です。お手入れを行わないまま放置していると、フィルターにカビが発生し、アレルギーや喘息などの健康リスクを引き起こしてしまう可能性もゼロではありません。フィルターの水洗いを行うことで、カビや汚れを取り除き、安心してエアコンを利用できるようになります。

エアコンの効きが良くなる

エアコンは、フィルターを通して室内の空気を取り込み、内部で冷却もしくは加熱した空気を再び室内に戻すという仕組みです。フィルターを水洗いして清潔に保つことで、空気を効率よく取り込めるようになり、エアコンの効きを良くすることにもつながります。

エアコンのフィルターを水洗いする方法

フィルターを水洗いする方法は以下の通りです。慣れてしまえば短時間でできるため、こまめにお手入れを行いましょう。

用意するもの

まずは、以下のものを用意してください。

 

  • 踏み台
  • 掃除機
  • タオルや雑巾
  • ブラシ(使い終わった歯ブラシなど)

プラグを抜く

作業を行う前には、必ず電源プラグを抜きます。感電や漏電のリスクを防ぐためにも、本体の電源を確実に落としてから、プラグを抜いて掃除を開始してください。

ほこりを取り除く

まずは、フィルターをつけたまま掃除機を使って大きめのほこりを取り除きます。そうすることで、フィルターを外す際にカビの付着したほこりが床に散らばるのを防ぐことにもつながります。その後、フィルターを取り外し、掃除機やブラシを使ってていねいにほこりを落としていきましょう。必ずフィルターの表側から掃除機をかけるのがポイントです。

水洗いする

ほこりを取り除いたら、洗面所やお風呂場で水洗いを行います。裏側から水を流して、ブラシを使って汚れをかき出してください。

乾燥させる

水洗いが終わったら、乾いたタオルで水分をとり除き、完全に乾くまで放置します。少しでも水分が残っていると、新たにカビが発生する原因にもなるため注意が必要です。

エアコンフィルターの水洗いをする場合の注意点

エアコンフィルターの水洗いを行うにあたって、以下の2点に注意してください。

濡らしてはいけない部分に注意する

エアコンのフィルターは水洗いができますが、それ以外の部分は基本的に濡らしてはいけません。エアコンは、精密機器であり、内部に水がかかってしまうと故障の原因となってしまいます。

無理せず業者に依頼する

エアコンフィルターは、簡単に水洗いが可能ですが、内部の掃除は自分で行うことはできません。分解して専用の洗剤で掃除を行う必要があるため、クリーニングサービスを利用してください。

エアコンフィルターの水洗いにはメリットがたくさん!

本記事では、エアコンフィルターを水洗いするメリットと、そのやり方や注意点について解説しました。エアコンフィルターの水洗いを定期的に行うことで、エアコンの運転効率を良くし、電気代を抑えることにもつながります。定期的に水洗いを行った上で、プロによる内部クリーニングも定期的に行いましょう。

 

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